詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
コカコーラ瓶を鳴らして乾杯す朝日がのぼる麦わら畑で
17
もっと見る
灰色猫
南国の夏が詰まったコルク瓶ただ砂浜に漂うており
14
もっと見る
灰色猫
千年後廃墟となった大阪をひとりで歩く孤独を味わう
14
もっと見る
まあさ
花びらは 桜を離れ 雑草の 緑の上で 二度目の開花
16
もっと見る
藤久崇
桜木は 若き青葉に 衣を替え 影照る夏を 待てるべらなり
20
もっと見る
みろく
真夜中に詠まれたうたがいとおしい 貰った本の書き込みに似て
24
もっと見る
万陽
少食の 吾子の栄養 補うは 野菜と愛情 煮込んだポタージュ
16
もっと見る
万陽
土手に咲く 黄色い獅子が 群れている気候も上々 春もたけなわ
13
もっと見る
滝川昌之
待ってたらビックリしてる顔がイイ 乗せて帰ろう駅前で妻
24
もっと見る
桐生賄
向日葵に負けず眩しい その笑顔僕の心に恋の花咲く
47
もっと見る
石川順一
南北差花冷え特に実感す十五度よりも下を示せば
7
もっと見る
石川順一
藤の葉は未だに生えぬ藤の花こちらも未だ咲いて居ないが
6
もっと見る
詠伝
虚飾した睫毛も爪も不要となり細胞核の美が競われる
15
もっと見る
まあさ
春雨がシャイな鈴蘭水仙の 秘密の音色をこっそりさらう
20
もっと見る
みろく
蓮の葉に移ろう雫映し出す精舎の朝の香りは樒
23
もっと見る
滝川昌之
帰ったら、ぐったりでしょう新人くん 仕事覚えて、人もおぼえて
20
もっと見る
inosann
子のために好みの菓子を決めるのを短気の吾は「ジッ」と待ってる
14
もっと見る
inosann
人間は越えてはならぬ一線と大事を守る一線を持たん
14
もっと見る
灰色猫
流麗にひらがな記す書道家が心を込めておやすみと書く
14
もっと見る
コーヤ
ひとひらの 舞い美しき 風通り 花の吹雪は 淋しさ誘う
18
もっと見る
[1]
<<
212
|
213
|
214
|
215
|
216
|
217
|
218
|
219
|
220
|
221
|
222
>>
[235]