聴雨のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
自分らしく生きることなど何の意味すらないことと思える夕陽
3
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浅草大将
要求を実現するぞと突き上げる拳を開いて掴んだのは 空
12
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浅草大将
春ゆくとみ山に夏はたち花の香にほととぎす何をしのびね
12
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まるたまる
君ならば明日の糧にできるよと優しき人の胸で泣きたい
11
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芳立
ゆく春や憂へは梨の白咲けど傾く城に夏の日や差す
11
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粕春大君
天づたふ入り日にうつる袖の香に国傾くる色ぞ見えける
22
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浅草大将
悲しみをみさきの果てのわだつみの深き心に沈めてしがな
15
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詠み人知らず
陽の光浴びれば芽吹くか緑の芽葉緑素少なき我の細胞
6
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三沢左右
あらたまの月のかへるを待ちあへず葉桜わびし黄金週間
13
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猿ノ丞狂介
山辺ゆく春の旅寝の夢枕ふるき友らの消息もなく
19
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林ユキ
潮騒がざわめく胸の海原はくらい漁火ともる夜です
10
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光源氏
いくたびとこよなき思ひものすれどいづれ野に果て露と消ゆのみ
14
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悠々
四月盡きあすから五月こひびとよよきこひをせむよきこひをせむ
17
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有為
雪も風も花も嵐も舞い去って歌だけがある さよなら四月
10
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有為
富にならひ貧にしたがひこの角の上にて交はさむ旨し酒杯
8
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まるたまる
おそらくは月が出てると思われる吾が窓辺には現れぬけど
11
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島祝
くろがねもくがねの浪も千々よする昭和も遠くなりにけるかな
15
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加祢
無駄かとも思へる道の草なれどとほれば光る露の置きたり
21
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浅草大将
吾子が手に育て摘みにし野良豆に優れる肴世にあらめやも
33
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芳立
八割はあからさまにもなほ二割てれる添ひ寝のいざよひの月
19
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