吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
二軒目のバーに忘れたストールを取りに行こうか買うが安いか
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滝川昌之
受験日が近づく重圧肌が荒れ春を夢見て親は寄り添う
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へし切
荒野にも季節が廻れば花は咲く雨の日もあり晴れの日もあり
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へし切
世の中に常なるものの無かりけり 原発 国防 安全神話
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詠み人知らず
肉親や友への情に欠ける我左の親指血ふけど皮剥く
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夢士
誰よりも元気印のあの人が西空に逝く流れ星の夜
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石川順一
黄金の味や和風ノンオイルドレッシングが夕餉に使われ
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石川順一
真剣な研究態度が必要だノンフィクションやルドルフヘスに
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千映
蔵王産太っちょ大根乱切りの煮物はきっと母は喜ぶ
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千映
もう五センチ高けりゃ世界が違ってたドンドン縮むまだまだ縮む
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コタロー
竹林の順に數へる竹の節視界開ゐて青空廣し
7
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コタロー
この道は昔通つた道なりしベンチの上に枯葉が坐る
8
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コタロー
日が昇り池の隅なる輕鴨は水脈を引きつつ眞直ぐ進む
7
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コタロー
白き息吐ゐて歸宅のコーヒーの湯氣立ち上る苦い温もり
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秋日好
何気ない言葉がうたを凌ぐかも「作ったおまえが全額貰え」
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秋日好
生まれ来てよかったのだと思わせる冬の陽射しがベッドに遊ぶ
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コタロー
合格や必勝祈願繪馬見つめ家族の健康靜かに祈る
5
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コタロー
スーパーに人が集まる師走時商店街はシャッター下ろす
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コタロー
古ぼけた空き家に伸びる芒の穗主人の事を知る由もなく
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コタロー
本能が悟りを呼ぶか生き物は暖かければじつと眼を閉ず
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