吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
ふじこ
待ちわびた春立つ風が吹きし今日ときは来たれり飛べよ空へと
16
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ふじこ
風薫る季節に泣きし我が吾子も北風ともに笑い駆け行く
13
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とはと
長々と諳んじ台詞はたたら踏み掻いた頭の主役を起こす
5
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恣翁
火点せば 人も羨む綾絹も 羊毛ゆゑに 諸臭ふにや
15
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恣翁
来し方を捨て 暗みゆく浪の上に 「ごめ」こそ 白く暮れ残りけれ
15
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詠み人知らず
恋失せていみじう大き穴あきし きみ如何にして慰むべきか
10
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詠み人知らず
部屋入れば人の声なく張れる糸 空気をよみて静かに座りつ
17
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詠み人知らず
子を失う親の苦しみ身に沁みて 帰依し守護する鬼子母神かな
13
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詠み人知らず
そのセンス 才でなければ何なのさ 愛されているガーリッシュ姫よ
9
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詠み人知らず
背伸びした一夜限りの思い出は 涙色したキスひとつだけ
12
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灰色猫
春眠の夢とうつつに香りたつ白き梅花を手折るまどろみ
21
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灰色猫
白き息ほのかに香る吟醸の冬の宴に開くむねの花
17
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灰色猫
清らなる棚機津女の織る水の衣に灯る織姫の恋
17
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灰色猫
海鳴りに静かな君の歌想う眠れぬ夜の底に沈んで
22
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灰色猫
銀杯に君を想いて酌む酒に花のひとつをそっと浮かべる
27
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林林
うたのわに帰り来る友出迎えるやっぱりみんないてくれなくちゃ
24
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林林
痛そうに割れたあなたの指先に何を塗ったら滲みないかしら
16
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林林
私を疫病神と見る人と同じ電車だ隠れ蓑の術
19
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林林
ごめんなさい、私あなたを傷つけた?蒸し返すのが怖くて聞けず・・・
15
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林林
いろいろなことがあるけど今もまた新たに生まれる命のありて
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