詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
絮谷新
中央線轢死は日常茶飯事で死さへ唯一を留むことなし
16
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まあさ
担当医 病院内のコンビニで サンドゥッチを買う 午後三時
19
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コーヤ
咲き誇る花の喜び紡ぎ織る心のうたを君に捧げん
28
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石川順一
柚子風呂の柚子は正しく新しく夕餉は焼肉昼餉は玉子焼き
14
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夢士
日の暮れて寒さ身に染む十二月ほろ酔ひの空に上弦の月
18
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桐生賄
おめでとう 墓前で祝う弟の四十三回目の誕生日
27
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たけくらべ
木枯らしの吹き荒ぶ夜を忍ぶれどやがて散るらむ冬の病葉
26
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林林
自分自身容量オーバー周りにも無理強いしそうでおっと危ない
20
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炭酸水
イルミネーションいよよ輝く冬日和この一年も瞬きの間に
18
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夢士
うたのわの友の詠む歌それぞれの情感あふれ心洗わる
29
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たけくらべ
師走とて急くこともなき吾なれど世に年の瀬の足音ぞ聞く
22
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灰色猫
消さないであなたのなかの灯火はいつか連なり輝くでしょう
20
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灰色猫
こたつにみかん座椅子とスマホあとは猫がいればもう十分
23
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まあさ
辛い時 苦しい時こそ 歌詠むと 師の言葉 今 吾を支える
26
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林林
鰻釣れ掴まんとして力んだらつるんと逃げる 力むべからず
17
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林林
飼っていた牛の大きな瞳には僕を見つめる僕が映れり
18
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林林
古傷をえぐられるような問いかけに折れる心を抱え答える
28
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灰色猫
柔らかな真竹で編んだ花籠を野山の花の四季で彩る
25
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灰色猫
過去形になってしまった恋愛を弔うように燃やすマフラー
19
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まあさ
後遺症あっても自分で支払いできる 院内コンビニ患者ファースト
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