詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
アニソンを長々と聞き春の日は何か倦怠感の春雨
11
もっと見る
石川順一
紋黄蝶紋白蝶は過ぎるのみ揚羽蝶のみ滞在をする
15
もっと見る
藤久崇
降る花や いづくへゆくや たくづのの 白き小韮に 色を襲ねり
13
もっと見る
inosann
半島に暗雲たちこめこの地にもありし戦争前夜を思う
12
もっと見る
ながさき
いかにして 一切衆生を すみやかに 無上の道へ 導入するか
19
もっと見る
まあさ
手付かずの 瓦礫が残る 被災地の 上をまっすぐ 鳥が飛ぶ朝
16
もっと見る
まあさ
ふりそそぐ 眩いばかりの 春の陽に 吾も我もと ツツジが開く
19
もっと見る
みろく
組紐の飾り結びの意味を知る ほどけず止まった手の意味を知る
24
もっと見る
灰色猫
サイレンが悲鳴に聞こえてしまう夜いのりはひとついいえ数多に
16
もっと見る
灰色猫
清流が詰められている水筒をしっかり携え常夏をゆく
15
もっと見る
滝川昌之
かしわ餅売る店先に鯉のぼりもうすぐ風が薫りはじめる
23
もっと見る
デラモルテ
明日には櫻がきつと滿開で雲ひとつなく晴れ渡る空
13
もっと見る
詠み人知らず
柿田川 富士より出でし 清水は 何時とは無しや 恋の様なり
6
もっと見る
詠み人知らず
忍野にて 池行き廻り 心地良し 八海の水 遥か昔や
6
もっと見る
詠み人知らず
面白き 家族を訪ね 西東 有無を言はせぬ 冴えし物言ひ
8
もっと見る
千映
浮遊する愛の粒子が細かくて吾のこころの隅まで届く
15
もっと見る
千映
待ちわびる新中学の孫の来る日ごと乙女になる顔嬉し
12
もっと見る
千映
気になった薔薇の剪定終わらせて「さぁ咲きなさい」舞台整う
13
もっと見る
石川順一
ハナニラが半分減って午後晴れて名前の知らぬ花に戸惑う
18
もっと見る
石川順一
団栗は跡形も無く無くなってそんな夢オチ境界が無く
12
もっと見る
[1]
<<
208
|
209
|
210
|
211
|
212
|
213
|
214
|
215
|
216
|
217
|
218
>>
[235]