吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
秋日好
ホスピスにいる友がいる一番の仲良しにでさえ会いたくないと
16
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秋日好
物の名をこの手にのせて撫でてみる重さ哀しさ痛みに温もり
21
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秋日好
こつこつと創れるものを作りつつ歩いていこう残らなくても
21
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秋日好
風花の朝に生まれた色白の赤子は小雪と名付けられずに
16
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滝川昌之
夜更けには雪へと変わるイブだから待っているのはあの日のあなた
26
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詠み人知らず
傷持ちて我が苦しさを障害を吐露したる時母は謝意みせ
13
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詠み人知らず
愛深き人であるゆえ哀深く障害個性と思えぬ母神
9
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詠み人知らず
己こそ狂気であったか問う母は今は古希にも手が届く年
14
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詠み人知らず
私はわたしのなかで一つだけ特別みたいな私の名がすき
10
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詠み人知らず
沢山の笑顔を支うる画板持て嵐の跡を歩き出す陽よ
13
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へし切
歳ふれど心は常に若くあれ夢な無くしそ身は枯るるとも
29
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夢士
冬日差す北風の中水仕事ゴム手の指の関節痛し
15
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夢士
幼子を胸に抱きてママ強しのっしのっしと人混みのなか
13
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夢士
「遊ぼうよ」孫の持ち来る百人一首絵札取りだし坊主めくりか
20
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月虹
弾け飛ぶカシスソーダの向こうからにひひと笑う君に完敗
282
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石川順一
配信の停止は中々できぬ物容易にできるものからやれり
12
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石川順一
アンマンと肉まん食べて出陣す高速道路の高架を潜り
12
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石川順一
街中を撮影すればユトリロの絵を思い出す投函し行く
16
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詠み人知らず
見るものの触れ得るものの嗅ぐものの端からはしまで連想匆々
8
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詠み人知らず
三階の我の居室を歩く窓夢想のなかを渡る銀の男
9
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