詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
矢車菊
諦めのつかぬ気持ちも数々の迷ひもみんな大切にせむ
20
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まあさ
不規則な 春の雨音 聞きながら 木々の若葉は 大人びてゆく
33
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詠み人知らず
軽々と命掛けると言うなかれ 負荷に堪えうる ハンガーはない
30
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万陽
雨の中 干物のように 垂れ下がる鯉のぼりに似た 気持ちの重さ
19
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まあさ
病室の 窓から手を振る 夫へと 取り繕った 笑顔を向けた
27
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ガイトさん
昔見た子どものときの星空は輝いてたね今よりずっと
11
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安井シンゴ
濃い淡い 八重桜花 雨打たれ ひとえここのえ それぞれに散る
15
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滝川昌之
スーイスイ ツバメは去年の別荘の傷み具合に新居を模索
27
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詠み人知らず
こつこつと積み木の城を築けども無情に崩す魔者が棲めり
24
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リクシアナ
牧柵の巡りの脇の湿り地に凛と気高く咲く水芭蕉
18
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リクシアナ
枕灯落とした宿で独り詠む旅の区切りに挿す歌栞
32
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蔓葵
うすくこきかすみのひまに見ゆるかなむらさきそむる藤の花房
11
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コーヤ
棚で咲く 藤 紫の 花すだれ 池の水面も 紫に染め
26
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秋日好
この二日見事に心が動かない花にも人にも悲しみにさえ
28
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秋日好
メッセージ届く想いは少なくていてくれるだけほっとしている
23
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inosann
争いの火種となりし半島も三大国の思惑のなか
18
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まあさ
鮮やかなツツジ吹奏楽団に 蜂が歌えば蝶々が踊る
23
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詠み人知らず
カレンダー、バツ印書く遠き恋 寂しく耐えるかたくりの花
10
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野々花
花の名も知らぬあなたが指を指す山裾染める山吹の花
17
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九條千鶴
高らかに夜空を渡る笛の音を地上にありて聞き入る夜更け
10
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