詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
雪明かり口に崩れるぼんぼんのちょっと切ないリキュールの味
33
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詠み人知らず
風景や音を文字には起こせない 風流欠如 シゴトぱんぱん
19
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コーヤ
言の葉が思い出せずにあれこれで話しつなげる夫と私
25
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詠み人知らず
遠く遠く眠るが惜しき頃ありきめぐりて今は長き夜を過ぐ
20
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千映
教室のダルマストーブ熱くなり真っ赤な顔の子頭ぼんやり
15
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愚と楽
傷を負い 痛みに耐える今はほら 未来と過去の ただの繋ぎ目
20
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秋日好
海峡を往きかう船が作る波レトロな港が奏でるカノン
25
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千映
エネルギー燃え滾る日の君知らず優しさだけの個体求める
20
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石川順一
減額を望めば猶予となる証のハガキを探すテレビ台かな
22
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灰色猫
鱗雲茜に染まり竜となりやがて闇夜の月光となる
26
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詠み人知らず
朗々たる読経と鐘に目が覚めて 箱から見える 黒服ネクタイ
22
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林林
散り敷きし紅き椛葉この道をほのかに照らし風に舞ひ翔ぶ
25
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桐生賄
人は皆 心に地圖を 持つてゐる 吾は樂しく 足跡殘さう
25
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林林
「やさしちょういりぐち」というバス停は優しい心で生きる入り口
26
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澄舟
旧友が「ごめーん」と入ってくるような知らない町の白い喫茶店
14
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コーヤ
吹きさらす 凍てつく日々もさくら耐え咲く夢見ては春来るを待つ
22
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リクシアナ
ミュンヘン市のアーモンド噛み締めて深雪の里の夜に降り立つ
21
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リクシアナ
柔らかき雪降り積もる停車場の灯下に崩れる紫の影
23
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コーヤ
一枚の 紙折りゆけば 鶴になり いのち宿りて 羽ばたく如し
25
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あふひ*・○・*
露天風呂夜空仰げば雪ひらり柔肌撫でてそっと春待つ
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