ながさきのお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
猫の目と 対話してみる 長いこと彼女はなんにも 言わないけれど
13
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つゆくさ
笑ったり悩み迷って落ち込んで 答えはでない日々繰り返す
7
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あまおう
口づけをかわせる程に傾いたきみより月が 優しい夕べ
27
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大埜真巫子.
引越しで 着せ替え人形 捨てました 子供のわたしを 消すようにして
20
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みやこうまし
台風は暴れ廻って破壊して 最後は消える邪鬼の乱心
17
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秋日好
篝火の消ゆる朝は燐光の夕まで闇をいかに過ごさむ
5
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詠み人知らず
白葱の買い物籠を腕に掛け 色の白いは音もなく去る
11
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秋日好
昼間なら太陽浴びて歌うたえ誓の約束忘れるでない
4
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詠み人知らず
中之島、浮浪の醜女も父母に 祝福されて生まれたろうに
10
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松本直哉
ことのはのなべてむなしくひびきたる墜落事故後追悼ミサに
4
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みやこうまし
落差ます夏の日陰の目にしみて大き木群の暗きに潜る
18
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詠み人知らず
自販機が古びたビルにかたむいて人影のない街を見つめる
21
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栞
夏の夜に寝苦しさゆえ目を開けば我に乗り上げ眠る愛猫
8
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恣翁
やまびこは 荒ぶる神を宥めむと 怒号に忙しく声合はせたり
29
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詠み人知らず
人生は楽しきものぞ酔うて寝て醒むれば酒がまだ残りをり
7
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cherry
幼子のじいじと呼ぶ声ふりむけば満面の笑みあふれるしあわせ
16
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詠み人知らず
風騒ぎ雨打ちつけるぼうぼうと雷鳴響けばかかってきやがれ
9
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大埜真巫子.
目を瞑り 螺旋階段 降りていく 仄かな霧が 足もと つつむ
16
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大埜真巫子.
寂しさは 割った花瓶のようなもの わたしは毎日 それを割ってる
16
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大埜真巫子.
暗やみに 放り出された水晶を 子どものころから 探しつづけて
15
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