ながさきのお気に入りの歌一覧
芳立
なつかれていつと知られぬたちあふひこむらさきなる君を待つらむ
74
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水ノ衣
親戚の集まる機会お互いの近況報告得意ではなし
13
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水ノ衣
遠方の友人に会ういつからか子供の話題が増えていくなり
13
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水ノ衣
祖母宅は実の生る木々が多く有り手入れもされて心地よき場所
11
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水ノ衣
アルマイトの弁当箱に漬物が色鮮やかに詰められ土産に
11
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水ノ衣
休日はいつ迄も寝ていたい 否叶う事無く過ぎゆく突風
11
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詠み人知らず
ジャイアンの独唱会に耳栓を詰めてスネ夫は拍手続ける
12
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すばる
ショーケース色鮮やかな花達がこっちを見てと笑顔を向ける
15
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すばる
幸せと不幸せとが半々でマーブル模様私の暮らし
28
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松本直哉
ほほゑみをたたへしきみが遺影までのながきながき葬送の列
5
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松本直哉
帰省中逢ふ約束をして切りぬそれがさいごの電話としらず
11
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松本直哉
御巣鷹の露ときえにしきみしのびあかねぐもみるあきのゆふぐれ
37
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へし切
どん底も明日があると言へた日が今は懐かし昭和のかほり
25
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みやこうまし
人間の不条理にはアンタッチャブル 暴力はいつも理論を持てり
10
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紹益
切れ長の 瞳涼しき 美少年 森蘭丸か 平成の世の
10
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りゅう たいせい
風鈴も鳴らぬような夏の日に天ぷら揚げる君は強者
10
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木蓮
てやんでぃ そんな軽々言えるかい 古女房へ「ありがとう」なんて
4
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栞
言葉より雄弁に語る視線にてきみの好みの服装を知る
7
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秋日好
深夜なら青き燐光浴びながら舞い踊れるや鬼の笛にて
6
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たみお
さあ寝よう 心は全部 手放して グッドスリープ 略してぐっすり
7
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