聴雨のお気に入りの歌一覧
まるたまる
緑風を体いっぱい浴びたからベランダに花を飾ろう明日
14
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杏子
整然と 植えられし 苗 針のごと心細げに つま先立ちぬ
6
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螢子
かほり立つ湯気の向こうに友思ひマカロン食める朝のティータイム
12
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螢子
朝まだき雲雀は高く鳴きつぐる住宅街のアスファルト砂漠
7
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竹本未來
この世でも屆かぬ聲のその代はり 香を燻らせ言の葉うたに
13
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氷吹郎女@停止中
夢なんて所詮美称だ欲望の消えた世界で生きたいのなら
3
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水島寒月
無造作に我れ取り上ぐる花瓶より落つ山百合の花びらの色
3
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キタハラ
ありがとう 一生わかりあえないとしてもあなたが大好きでした
10
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卯月
大の字に寝るとはこういうこと也と畳の上で眠る幼子
7
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有為
朝夕に君し想はゆ綺羅星のつきても歌のつきぬと思へば
11
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ほたる
紫陽花のまだ頑ななその蕾 無垢を崩して降る雨を待つ
10
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加祢
主なき庭はかの花咲き終へて新しき葉の生ふるころなり
18
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秋桜
あの人の名を耳にして一粒の涙心に広がる波紋
10
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芳立
よひゐつつ深きにわれの泣きをればつき受くるまでただ見守れ君
10
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芳立
iPod切りて聞く風ささなみの夜やはらかに五月三日四日
9
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垂々
広辞苑がなくても「愛」とわかるよう たった一言「ばか」って言って
15
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有為
やすらぎの言の葉のうら透きとほる水脈こそ見ゆれ君が手を振る
10
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ほたる
いつまでも引きずっている惰性あり。初夏仰ぐ恋の引き際
6
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粕春大君
山吹のうつろひゆくを惜しめるか蛙きこゆるこのみなくとも
20
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光源氏
もがけども闇にさ迷ふうたかたの夢ぞ儚しかすむ弦月
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