詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
ひと雨でこれほど深くなるミドリ 伸びゆく日々を謳歌する木々
32
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コーヤ
櫻花 地蔵さまにも 舞い散りて まといし衣 桜の模様
28
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野々花
逝きし母見送るように開花する母が愛したアルペンブルー
25
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桜田 武
父母よ愛犬よ三つ瀬川に近況の便りを流せいずれ我も行く
12
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ともゆき
気に入りのワイングラスに花挿して この二三日やむなく断酒
26
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ともゆき
言霊の神現れぬ今宵もか わが魂奪い歌を詠まする
16
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inosann
ときおりの義母のトゲある言の葉を受け止める器なきを悲しむ
24
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野々花
駆除される寸前の花助け出し小ビンに挿せば花園になる
19
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まあさ
色褪せることない「二十歳の原点」の中で彼女は生き続けている
22
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詠み人知らず
染響む 鹿脅し音 心打つ 苔の地蔵に 花の一片
12
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桐生賄
長男君 面接が為 東京へ 本人よりも 親がドキドキ
19
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藍子
看護師と言葉にするは容易いが命の重さ受けて預かる
18
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西村 由佳里
ほっぺたをぽろぽろ伝う水の玉変われよ変われ元気の玉に
10
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九條千鶴
あといくつ夜を数えれば輝けるそんな明日が来るのだろうか
10
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九條千鶴
地に浮かぶ星をみるよなネモフィラの銀河の海を泳ぐ蝶々
13
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コーヤ
草群れのみどりが萌える中で咲く真白にひかる十薬の花
25
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灰色猫
露草や宵の水辺に囁やけば末期の夢を彷徨う蛍
23
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藤久崇
繁る樹は 雲居流れて み吉野の 深山と紛う ふかみどりかな
25
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inosann
吾がうちの生きる力の尽きるまで今は売れない時は流るる
24
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秋日好
後ろから腕廻す君右斜め見つめてる君肩を抱く君
18
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