藤久崇のお気に入りの歌一覧
只野ハル
訳もなく気分いい日はその訳を考えないでそれを楽しむ
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詠み人知らず
茜空 花芽に遠き桜木に 凭れ語れば 胸に花咲く
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万陽
快晴に ラッパのごとき ツツジの花春の音色を 響かせている
16
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リクシアナ
託された梢は日々に新芽たつ剪み入るすべ探るいとまも
15
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宴
知らぬ人のために私は血を抜いて男は己の腹撃ち抜いて
5
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宴
感度上げどうにか写真に収めてもそのはかなさは閉じ込められず
6
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宴
どこへでも願えば届く今よりも幼いころは気球のように
6
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宴
夜遅くホームで尾崎を歌うひと酒の力じゃ卒業なんて
7
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宴
果汁100の意味もわからないままにグミを食べても歯が沁みるだけ
1
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宴
かげろうの向こうにいなくなったひと菊もしおれる猛暑日のこと
7
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宴
正月とクリスマスの飾りが並ぶ日本の平和なホームセンター
8
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宴
かなしみを知っているでもないくせにじっと夕陽を見ているカモメ
15
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宴
何もかもうまくいかない日もあるが豚汁ぐつぐつすればしあわせ
12
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宴
夕暮れに風鈴ちりんとひとつ鳴り体感温度が1度下がった
11
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宴
風涼し音を頼りに夜の街ビルの隙間に見つけた花火
10
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宴
不躾な私のレンズを睨みつけ何を思うやハシビロコウよ
9
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宴
ちっぽけで無価値なんだと泣いているそうだねと笑う山に抱かれて
9
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宴
夏はもう終わりだよなんていうように八月末日麦茶が切れた
11
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宴
まだぬるい麦茶に氷をひとつ入れパキンと鳴って夏が近づく
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宴
落ちている満員電車のそこここに誰も拾わぬ大事なはずの
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