石川順一のお気に入りの歌一覧
林林
懸命にあなたが言葉探しをりこの沈黙に耳傾ける
27
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inosann
病むときも健やかなときも生きているその時どきの空気を吸って
29
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新月
ひたむきに 前を見つめる まっすぐな君のその瞳に 恋をしている
9
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詠み人知らず
小春日の入院病棟にて閑か愛しき命しみじみと抱く
27
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優器ルミネ
肉まんを部員皆で食べながら歩いて帰る冬の定番
8
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詠み人知らず
車窓から河原すつかり枯野なり風に光れるススキのひと群
16
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詠み人知らず
君だけのせいじゃないよ 淋しくてほんのちょっと過っただけ
3
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滝川昌之
我妻が 待てのサインを出したので 冬物コート買うの待ちます
7
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もなca
喧嘩したことさえ今は懐かしくひとりしずかに冬のひだまり
15
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ラベンダー
マフラーも コートもなしで 通学を していた若き 中学時代
19
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なかしぃ卿
新年を迎える前にちらほらと郵便受けに喪中の葉書
10
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リクシアナ
月冴ゆる夢もうつつも氷点下十五度の道ひた走り行く
26
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蕾野
オリオンに、東への道を塞がれた、ごめん、遅れる、さそりが来るまで
6
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澄舟
黒髪の若き女優の目がしらのナチュラルメイクのブラウンが濃い
7
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沙久
この背(せな)に遠くまで飛ぶ羽根望む 死に傾く君抱き止めるため
22
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沙久
側にいよう 大したコインは 無いけれど 想い託した 腕でキュッと
13
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松井一馬
手を振って見送る電車が思ってた方とは逆に動き出すとか
3
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沙久
わげしても金もねしてもおめのごど「めんけ、めんけ」って育ででだんだ
24
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詠み人知らず
柔らかなお座布の上に猫があり 隣りで君が 丸まっている
29
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muku-ina
冬晴れのそこそこ温い縁側も干した布団にかすかに陽の香
6
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