吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
セーラームーン 髪型真似たきみを見て 須佐之男命と言ってごめんね
10
もっと見る
詠み人知らず
担がれて肩の上揺るる足先の白きに映るストーブの熱
12
もっと見る
灰色猫
奔放な恋の弓矢を放ってはさらなる恋を求める射手座
16
もっと見る
灰色猫
だれよりも孤高の王である獅子のその咆哮はときに無邪気で
16
もっと見る
灰色猫
天秤にふたりが乗せた美しさ釣り合ったならはじまる恋です
14
もっと見る
灰色猫
反逆のこころを秘めたみずがめの星座のもとに生まれ落ちたの
15
もっと見る
滝川昌之
弱くても昇る冬日が嬉しくて細窓光る結露を逃がす
22
もっと見る
滝川昌之
脱衣場でガタガタ震え探し出す登別カルルスという顆粒
18
もっと見る
水月
霧月夜隠すは罪か戯れか忍び重ねる刹那の夢ごと
8
もっと見る
水月
初雪や ふいに降りて染めゆくは 淡く儚く 恋の如くに
9
もっと見る
水月
木枯らしに落ち葉と渇いた恋ひとつ からりからりと彷徨う未練
24
もっと見る
夢士
「陰と陽」テーマむずかし写真展老爺と子等の冬の公園
18
もっと見る
夢士
おもちゃ箱ひっくり返す孫の手に母の作りし金糸の手毬
22
もっと見る
へし切
淋しげに山茶花一つ散り残るあたる日の色なほ赤々と
25
もっと見る
へし切
白菊と見まがうばかりに霜の花 枯れてなほ咲く庭の冬草
21
もっと見る
へし切
聞こえるよ僕にも聞こえるおなじ空こころの歌がいのちの歌が
23
もっと見る
石川順一
水仙の花が一茎だけ咲けり白が下向く柿の下かな
17
もっと見る
石川順一
ロールとかシフォンケーキを食べたいなそんな願望詩人のごとし
9
もっと見る
コタロー
ハラハラと散りたる紅葉寒風が青空の上卷き上げてゆく
4
もっと見る
コタロー
朝食に心の底が寒いのでオニオンスープ一杯足しぬ
11
もっと見る
[1]
<<
206
|
207
|
208
|
209
|
210
|
211
|
212
|
213
|
214
|
215
|
216
>>
[499]