詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
河のほとり
散りしより雲の白きにほの見ゆるおもかげをだに風なさそひそ
16
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コーヤ
移ろいて 草木花など 生長の 喜び心 滲みる野山路
18
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みろく
コンクリのゾウ舎は今も空のまま 像のはな子になりて帰りぬ
28
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まあさ
仕事着の 夫は日に日に 輝いて 深い傷痕 くすませてゆく
32
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安井シンゴ
れんげ田で遊びし頃の追憶の土の匂いを夕山に見る
19
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九條千鶴
人々に季節外れと言われてもここにいると強く鳴く鳥
10
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安井シンゴ
国道の静穏祈る道祖神 人影なしとて花は途絶えず
29
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野々花
透明な時間の流れに寄り添えば静かに揺れる木々が眩しい
27
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詠み人知らず
春曉と會へぬ兄の名呼ぶ母の瞳に浮かんだ情景を想ふ
13
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詠み人知らず
閃光と後に降りたる黒い雨 玩具にしてる 半島の北
16
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新座の迷い人
花吹雪 舞う中帰り 見せたやな 元気な妻にも 八重桜かな
15
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詠み人知らず
當たり前 普通に過ごす日常を 戰亂の世で失はぬやう
11
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秋日好
悩みつつ画面に向かう夜が明ける言葉に何ができるのだろう
25
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詠み人知らず
日常の中に溢れる幸せが壊れないやう、続きますやう
14
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まあさ
コツコツと 毎日欠かさず 詠み続け 半年続いた ことの喜び
27
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卯月
見るひとの誰もなくともさくら花あるいは人の滅びたあとも
13
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みやこうまし
老いてなおこの道目指す 若きより求め続けし真実一路
21
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tasuku
生きていることの痛みを問う如く老いたる母の法華経唱える
17
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九條千鶴
ひゅるひゅると縁取りながら吹く風は世界を描く地球の筆だ
7
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リクシアナ
電飾の舗道に滲む盛り場をほろ酔い歩く春雨の夜
30
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