大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
新田瑛
気がつけばすべての影は消えていて見知らぬ闇に諭されていた
6
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新田瑛
でたらめの住所に宛てた絵葉書があなたに届く偶然であれ
2
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新田瑛
灯台とまるで見分けがつかぬほど正しい姿勢で海を見つめる
6
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しづく
左目に入ったゴミがとれなくてぼやける記憶からみちびいた
6
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葉月きらら☆
出来るなら消えてしまいたい風になり 私の影が残らぬように
4
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葉月きらら☆
白百合のように汚れなく生きたいと 染まった心で願ってみても
5
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葉月きらら☆
降りそそぐ雨にうたれて天仰ぐ 燃ゆる思いが消えゆくように
3
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葉月きらら☆
別れさえ決めかねている横顔は優しく見えてとても冷たい
8
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日向猫
要らぬもの見たくないもの余さずに黙って呑み込むダストボックス
24
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日向猫
陽を浴びたグラジオラスの切先は遥かな空を求めてやまず
59
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日向猫
なにか喉に背中に腰にぞわぞわと得体も知れずひっかかっている
20
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日向猫
静まった空気の中で本たちの 呼吸整う 高き天井
22
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ほの香
明日から少しずつ陽が長くなる。希望につながる気がして冬至。
18
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ほの香
静謐な磁器受け入れず原点の土のうつわに白い一日
16
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ほの香
きえさうないつのきおくかつゆむぐらゐのしかてふもゆめのまたゆめ
10
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へし切
明けぬ夜も止まぬ雨とてなき憂き世何故に侘びしや何故に哀しや
44
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へし切
戦とて誰が望みて死に行くか平和の在るは散華の上に
271
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ほの香
陽だまりの恋の契りの返り花横切る春に身も実もゆだね
18
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まりこ
寂しいと思う心をくれたひと、あなたのせいでいつもさみしい
32
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たえなかすず
決心がつかないきみと堕ちてゆこうセピアの映画ラスト十分
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