聴雨のお気に入りの歌一覧
秋桜
夢ならばせめてあなたに会えるまで眠り続けて口づけを待つ
21
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山桃
色さめて雄蕊ふる夜のすゑの春あしたの風は夢へこそ吹け
9
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千紘
夏の夜 月遮られ初めてのキスの余韻に濡れた唇
21
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芳立
けぶりゆく常世のみちにたつ風の碧ぞあまれる天ちかき島
14
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北の民
春うらら長く望んだ時がきて堪え忍んでた花も目覚める
3
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北の民
連休に花の桃色咲き乱れしみじみと見る春の訪れ
4
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詠み人知らず
若葉にも罪の意識があるとして花を散らさず萌えられぬこと
6
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さかいたつろう
コンビニの跡地には絶対、花が咲く 例えばそんな気持ちで歩く
5
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さかいたつろう
将来の夢とか叶わない恋の食べかすが残るファミレスの朝
3
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水島寒月
時刻表小さき数字のその内に旅の思い出読み返すかな
3
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水島寒月
その幹を抱けるがごと空蝉よ汝れは何処の枝に鳴くらむ
3
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詠み人知らず
箪笥から 冬物出して 物置へ 過去を思い出に するのに似てる
2
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悠々
手にとりてほぐせば初夏の匂ひ立つつちくれよ汝れのいのち愛しき
31
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ほたる
わたくしの歌を認めてくれる人。砕けそうな心、少しとどまる
21
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ほたる
あさつゆの命短き野花さえ生きた証を主張するのに
9
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浅草大将
失ひし春をたづねて今日もまたさまよふ君にはつなつの風
16
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浅草大将
夏の夜の月のくま野のはや玉に霧のしら糸抜きもみだるる
12
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四季野 遊
人知れず密やかに咲く菫花お前も我も密やかなる身
10
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四季野 遊
ひと時を照らす光は他人の眼を恐れ傾くブラインド越し
6
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四季野 遊
君と来て何の苦労の記憶かな愛しいだけの日々を数えし
7
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