詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ケロケロ げ! ん?今なんか失敗か? 本番へ向け 猛練習です!
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藍子
切なくて爪を噛んでた初恋の想い出宿す右の親指
19
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詠み人知らず
ぼんやりと暮れる空の藍色に夏の氣配が 溶けて沁み出す
11
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紫草
しあわせはこんな日常ゆるやかに時はながれて「あらっもうお昼」
16
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リクシアナ
風ひかる空知平野のどこまでも菜の花つづき雲流れゆく
29
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滝川昌之
目に痛い銀の車両の照り返し 初夏のホームは上りが走る
24
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中野美雄
海はら渡る風に開きぬ花とべら海鳴り響動めども人帰り来ず
7
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千映
「小樽はね 断然冬だよ」という君に夏しか知らぬ吾は夏派で
9
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中野美雄
波響動む切岸に咲ける花とべら愛しまひしひとはゐなくに
5
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中野美雄
モーツアルトと花々と神樣のことが 好きだつたきみは はや十四年
6
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まあさ
ハツラツと 伸びる草々 明日には 刈られてしまうと いうこと知らず
19
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inosann
公園の緑に茂る木々の葉が今吹く風の声を聞かせる
26
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みやこうまし
死に顔の妻のほっぺを手で包み「又会う日まで」と固く伝える
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リクシアナ
ぎやまんの蒼き小窓に陽はそそぎ初着さやけし洗礼の朝
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へし切
来む世にも逢はじとぞ思ふ逝き人の面影かなし吾忘れめや
32
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灰色猫
新しき蜘蛛の巣の糸はらいつつ朝刊取りゆくジャングルの庭
17
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灰色猫
液体を漏らさぬ皮膚があることでときどき僕ら海に焦がれる
18
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灰色猫
同性を愛してしまう男には母体になれない悲しみのあり
20
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灰色猫
罪深きならずものの住む街をコートを羽織り英国人はゆく
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灰色猫
学びへの吊り橋であり家族への吊り橋でもある峡谷の子
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