吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
横井 信
繰り返し 作り続けて 少しずつ 見える気がする 螺旋の先に
12
もっと見る
横井 信
ゆっくりと 少しずつでも 進んでく 変わらぬようで 戻らぬ時間
19
もっと見る
横井 信
オリオンの 三つ星並ぶ 冬の空 見上げて歩く でこぼこの道
14
もっと見る
只野ハル
暖房のない部屋のワインが適温なので今夜も呑んでいるよ
7
もっと見る
只野ハル
ハンドクリーム付かぬようスマホ手袋して詠む歌はキレがない
10
もっと見る
只野ハル
研ぎ汁を溜めたバケツに薄氷朝陽の中の白い息
8
もっと見る
只野ハル
東京のパンダの過熱報道に和歌山の知事こちらにも居る
9
もっと見る
雪柊
トランプで敗れるたびに「負けないぞ」涙浮かべて挑み来る吾子
16
もっと見る
雪柊
剣道で打たれるたびに「まだまだ」と眦決して挑み行く我
12
もっと見る
雪柊
突然に夫婦二人の時間でき他人行儀な陽だまりのカフェ
12
もっと見る
雪柊
吾もまた幼き日には泣き虫とからかわれていた少年剣士
11
もっと見る
雪柊
照れくさく煙草ばかりに灯を灯す出逢った頃の二人のように
20
もっと見る
林林
文字数の少なき絵本の読み聞かせ間の取り方に人柄滲む
21
もっと見る
林林
冬の娘が朝のお布団もぞもぞと蠢く十分早めに起こす
13
もっと見る
秋日好
黒白の壁紙模様は巡り来て人に変わって手前で遭遇
8
もっと見る
秋日好
長々と壁にリボンを架け渡し届いたカードを吊るし眺める
19
もっと見る
詠み人知らず
四次元のポケットくらいふじゆうな決まった玩具がでてくるおなか
11
もっと見る
詠み人知らず
悲しみを明日の吾が身のこやしにと希望抱きつ生かまほしかな
10
もっと見る
詠み人知らず
ほつれから籾殻ひとつ飛び出して覗けば綿とミックスマリッジ
9
もっと見る
詠み人知らず
最先端行ってた きみが子を産んで 身体も意識もオバチャナイズド
6
もっと見る
[1]
<<
205
|
206
|
207
|
208
|
209
|
210
|
211
|
212
|
213
|
214
|
215
>>
[499]