詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
炭酸水
柔らかな冬の日差しを頬に受けかぼちゃのレシピ検索する娘
19
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リクシアナ
凍て空にポインセチアの燃える午後友は歌えり荒野の果てに
32
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炭酸水
もうダメだしゃがみ込んだ時でさえ前向きである十の足指
21
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石川順一
図書券を取りに戻れる昔日の赤い表紙のサヴァイヴァル本
21
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詠み人知らず
うれしくも月とオリオン並びいて照らし給へる庭の明るさ
31
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まあさ
一言も聞き漏らしてはならないと全身で聞く医師の説明
25
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夢士
野に在りて小春日のなかホトケノザスミレやオダマキ狂い咲きかな
19
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ながさき
娑婆世界 しばし別れて 飯岡の 露天の湯気に 満月は笑む
28
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絮谷新
彼方より寄するメールの文字化けて裏切り潛む昏きはつなつ
22
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コーヤ
飾られしツリーの横で聖夜待つポインセチアの赤が眩しく
28
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たけくらべ
山越えて降る風花を堪えつつも冬をかざるは雪吊りの松
28
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灰色猫
悲しみを帯びたあまりにたましひの花がいくつも散ってしまった
27
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灰色猫
失った笑顔の起源を探すため一人掘り出すタイムカプセル
29
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林林
亡母の服は片付けないでって父いつまでも母と二人で
23
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まあさ
火曜日の夜にあなたに会うことが楽しみでした 今年の秋は
15
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藍子
鏡見て良いですよなんて言ったって大きなお世話な免許更新
9
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千映
カレー用玉ねぎ炒めるその中にイムジン河のメロディ混ぜてる
11
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コーヤ
ときめいた 心の感動 紡がれて 命となりて 歩み続ける
27
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コーヤ
大掃除 汚れ取り去り 見渡せば すべて新鮮 心清しく
20
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灰色猫
どれほどの涙を流せば届くだろうまだ見ぬ明日へと届くのだろう
23
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