詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
下町の風情が殘る淺草寺外國人の着物が映える
4
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コタロー
淺草寺人形燒を食べながら凶の御神籤引ゐて下向く
8
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コタロー
舊安田庭園一歩蹈み込めば紅葉はらりと池に鯉ゆく
9
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詠み人知らず
一度だけ祖母に尋ねた戦時中沈黙の後の「話したくない」
15
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煩悩
海を越えすべての夢が渡るころ折れてしまった冬の翼よ
10
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卯月
さようなら、ふたたびお目にかかりません。華麗のみにて空疎なあたし
7
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君丸
この空が 変わるのならば もう一度 風を歌おう 夏の終わりに
8
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鍬乃呑
好意など勝手なもので何故今も変わらず在ると思い違える
6
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北窓
図書館の個室トイレに閉じこもり「まだ大丈夫」言い聞かす嘘
9
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灰色猫
飛び出して笑顔にするから開いてね赤いリボン可愛い箱から
15
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秋日好
一条のあさひに向けてよつんばい少し進んで顔を埋めて
15
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灰色猫
もう消えてしまいたいと願う夜をいくつ渡れば救われますか
17
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とはと
三様に浮かべ水面の葉が周りざわめく頃の脚と日和見
5
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詠み人知らず
友見する 「秋色いっぱい詰め合わせ」 哀しきまでに美しく澄み
13
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詠み人知らず
胃が痛み食気のなくも 友達のレシピに救われ体力保てり
9
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詠み人知らず
迷宮に一人彷徨い蹲る 女神抱きしめハートにキスを
12
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inosann
秒針がチクタクの音に伝え来る人生の重さ 日曜の朝に
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ななかまど
冷える朝屑入れまでは遠すぎるねらいさだめて炬燵できめる
6
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短冊
本質があちらそこらにあったなら 生きにくいからこれでいいじゃん
6
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短冊
安かったキャンドルの火が最後まで燃えるかどうか観察してた
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