詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
夕立ちの過ぎて 名残りの白玉に映る月影 零れて消えぬ
26
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灰色猫
渇き飢え洪水津波あまたなる苦しみを越え紡がる命
20
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灰色猫
炎天にのたうつめだか睡蓮の葉陰に隠れ涼を取りおり
19
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秋日好
昼前にふたり眺めた熊蜂は夕暮れ芝生で死に絶えていた
18
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石川順一
教会の会員ならば怖くないそう言い残し少女は去れり
14
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石川順一
光る石ルビーは輝き増しにけり土民の突きを躱しながらも
11
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秋日好
「熊蜂が庭で死にそう、どうすれば?」朝寝の妻を起こす言い訳
16
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コーヤ
軽やかに揺れて奏でる風鈴のうたの音色が暑さ緩めて
12
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夢士
川風にほっと一息酒匂川スポーツ広場の老いも若きも
15
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秋日好
天災に翻弄されても生きていくやまと歌こそ心意気かと
19
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ながさき
行く先の 見えないバスに 乗っている 我等は何処を 目指し行くのか?
25
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ななかまど
真っすぐに地平線へと消える道二十歳の我に会える夏の日
7
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リクシアナ
夕陽射す夏のコートで羽球する細き少女のしなやかな影
24
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滝川昌之
「ナイターに行きませんか」と旧友が「空地の野球」みたいに誘う
26
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へし切
幾重にも祈る願ひのかなふ夜に結ぶ短冊たなばた祭り
28
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真如
白樺の 林に夕べの 闇深く 乳色湯の香に 通へる心
4
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恣翁
神垣の御室の地謡ひ 夜燃やし 昼消す薪の能をこそ思へ
23
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秋日好
刻一刻湿度の上がる金曜日雷雨を堪える空の気持ちは
18
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詠み人知らず
豪雨被害拡大せずに その暮らし元に戻る日 早からんことを
19
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詠み人知らず
忘るまじ共に涙しただ黙し肩を抱いたあの日のことは
19
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