滝川昌之のお気に入りの歌一覧
茂作
春の風八重の山吹散らすなよ ともに見んとて便りゐたせば
18
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横井 信
街角の柿の若葉の新緑にきらりまぶしい夏めく陽射し
11
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兎桃
映ろえる光捉えしモネの筆時の移ろいさえ捉えるか
3
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兎桃
キュビズムのブラックピカソレジェその他いずれ似通う作品並ぶ
1
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海野 冬雪
夕暮れに連れ出されたる嬰児かな花を愛でるは母だけで
1
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まほろ
桜咲く日々の終わりが惜しまれて遠回りする 風がやさしい
9
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ななかまど
カタクリを初夏の風撫でて吹け紫揺れる里山の春
16
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恣翁
花散るを 憂しとのみやは思ふべき 散れこそ咲かめ 季の来ぬれば
14
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へし切
春色の風に誘われ微睡めばやさしい君に逢えるだろうか
16
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リクシアナ
「歯車」に喩えらるれば粛々とナショナリズムを孤高に生きる
6
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茂作
花水木うすべに色に咲きにけり 潛む思ひを君に告げたし
15
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び わ
気が付けば紫紅色花空に向け木蓮庭で春告げており
4
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西手心黒
「背で語る」丸めたままの手酌酒昔に酔った反面教師の
7
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西手心黒
「愛ゆえに」口に繰りたる束縛も言えぬとなれども塩詰め縫いたし
3
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夢花火
騙されては 分からぬままに 虹超えて 迎える赤子の 年齢近づき
1
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夢花火
月詠に 照らされメモ紙 涙落ち インク滲むは 我の本心
3
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横井 信
山寺の祭りを告げる春風に八重の桜のふわりと揺れる
19
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リクシアナ
うつし世の澱みに屯す花筏あすの流れをひとひらが行く
10
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恵雪
初夏の陽にルビー散りばめられるごと躑躅のつぼみ輝きてをり
6
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高松 蓮
制服の 袖余らせた 男子らの 伸びゆく姿 思う春の日
9
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