藍子のお気に入りの歌一覧
コタロー
どこからか聞こえてくるよピアノの音華奢な指先優しい音色
4
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コタロー
得るものも失ふものも何もない猫の背中に孤獨がひとつ
12
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へし切
夕しぐれ山路もさむき秋風に岩根の蔦や色かはりゆく
25
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へし切
山はみな秋にはあへず色かはる柞につづくはじのもみぢ葉
22
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へし切
貴船菊 花のなごりのかたみとて 秋をみつめた瞳をのこして
22
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へし切
秋暮れてうらさびしきは独り寝のわび住む宿の葛の裏風
26
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へし切
うらぶれて物思ひおれば雁が音の鳴くなるそらに秋風ぞ吹く
24
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横井 信
ゆっくりと一歩踏みしめ立ち止まる弱まる陽射し差し込む小道
13
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横井 信
駅までを並んで歩き指をさす青空を行く機影は二つ
14
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横井 信
陽の沈む大きな川を前にしてひとりたたずみ見送る列車
11
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横井 信
沈みゆく下弦の月に見送られ落ち葉を踏んで向かう病院
16
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横井 信
夕暮れの風にススキは空を掃き僕へ届けるせせらぎの音
15
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KEN
カエルさん やけどをしたの 手が眞つ赤 いえいえわたしは 散りもみぢ
10
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KEN
朝影に 鷺も川面も こがね色 ひとよを流す たまゆらの時
13
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KEN
きざはしを 埋める紅葉に しぐれ落ち 音も偲ぶや やま寺の跡
18
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KEN
くろかみの 乙女にとまる 黄葉ひとつ すこし愛しく すこし寂しく
15
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KEN
いざよひは ひとよひとよに ひとみなく 思ひ解く人 月落つるまで
16
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石川順一
木の枠にスズメ来て居る木の枠は広告失くし田圃に立てり
13
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石川順一
耐震の工事が進む大橋は渋滞緩和の要請がある
15
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石川順一
ごぼごぼと出て来る泡は大きすぎ「あつく」ボタンを何時も押したり
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