千映のお気に入りの歌一覧
夢士
義理も無く気遣い要らずマイペース今日の一日静かに暮れる
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灰色猫
古に咲きし椿も落つ花も巡るまにまに春をまふらむ
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灰色猫
西暦は太陽のよう元号は月光のよう照らされている
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灰色猫
悠久に西暦はある瞬刻に元号はある永遠はある
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灰色猫
コンビニの夏の夜勤は涼やかなアクアリウムの水槽みたい
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滝川昌之
五分咲きの梅引き留めて粉雪は急ぐ娘を諭すがごとく
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灰色猫
いきなさいのんびりなんてしてちゃだめほんとのじぶんにあいにゆくのよ
17
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灰色猫
お互いの心に刺したこの氷やさしく溶けてゆきますように
20
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リクシアナ
みどり児と里に安らぐ七日月あわき雪降る揺り籠の夜
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雪柊
幼児とビーズで遊ぶ母の背が小さく見えて上着掛けやる
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灰色猫
姑と嫁がもめてるキッチンで尖りながらも花咲くサボテン
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へし切
積雪の予報もはずれ安堵して 当らぬ予報に また 気をもんで
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横井 信
もどかしい足の痺れと春を呼ぶ風に追われて枯野を歩く
19
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灰色猫
ただ一度出会い別れるその人へ誠を込めて差し出す抹茶
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灰色猫
白黒のノートのなかの落書きが大人になって虹色となる
20
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inosann
久方の眠れぬ夜にゆるぎなし敢えて成す事なき身の明日に
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滝川昌之
客という立場で猛る愚かさに気づけば等しき感謝に和む
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滝川昌之
早朝に融雪剤は撒かれおり点字ブロックが守る命よ
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うすべに
はかないね 冬の花火の夢うつつ 寄り添って見た山焼きの夜
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横井 信
週末の寒の戻りも乗り越えて焦る気持ちを抑えて歩く
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