水ノ衣のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
わたしは 生と死とが 同居して 混線してる 生き霊みたいだ
14
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大埜真巫子.
虚しさに 終止符を打つ その時は 命の限りが 来たということ
13
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詠み人知らず
「私には見えないから」と諦めてうつむけばもう終わってしまう
5
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詠み人知らず
ふらふらと「大丈夫」な振りをしてはまた笑うのだ、私と君は。
5
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片井俊二
朝陽受け数多まなざし対峙する我ひとり立つ下りホームに
9
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みやこうまし
日の目見し本が人呼ぶ古書の市 蝉も忙し下賀茂の森
26
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へし切
荒れる空神の怒りと知りもせで愚かな人はなほも抗ひ
24
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灰色猫
生き恥を 晒すことなく 自害した 英霊たちの 矜持に黙す
18
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inosann
お互いの痛がる所に湿布はる年を重ねた夫婦のありよう
31
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詠み人知らず
吐き出した飴玉欠けて落ちていく夕焼けみたいなオレンジ味
3
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詠み人知らず
初恋を甘酸っぱく瓶に詰めてラベルを貼って棚に押し込む
2
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大埜真巫子.
夢が降る 青空のなか 夢が降る 夜には星が 希望ばらまく
13
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恣翁
盂蘭盆の魂を呼ばへる声に和し 塚の奥処ゆ 「おおう」の応へ
21
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みやこうまし
人生は夢の如しや七十でやっと彼女は元カノになる
18
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詠み人知らず
母はもう私の手料理食べれない最後のひと口はこぶ銀の匙
17
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へし切
盂蘭盆に早く来てよと馬供へ送りゆく日はゆるりと牛に
22
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ながさき
蜻蛉飛ぶ 弓張岳の 中腹に 先祖は眠る 秋の陽浴びて
22
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詠み人知らず
墓前には御魂はおらぬと言うけれど美空で何時も見守りている
15
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大埜真巫子.
滔々と 空へのびる 歌うたうようになりたい 羽を纏って
15
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大埜真巫子.
家の窓から見える病院の灯りは しずかに 光っています
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