雲海のお気に入りの歌一覧
芳立
バルスなど間に合はざりき現れて過ぎしラピュタのあとの春日部
3
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光源氏
風吹けば無常に散らふ花ざくら涙に迷ふ君がおもかげ
17
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ppm
孫たちに見せむと搗きし鏡餅去なば一人じゃもてあます量
3
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みなま
盲目に父に従いきし母よ洞窟に住まう眼の無い魚
8
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詠み人知らず
スリラーのイントロ前のオケヒット その四発で若返るねん
11
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みなま
娘ふたり揃う夕べは飴色にシチュー炊きおり雨降る夜も
13
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詠み人知らず
難解な単語ならべて捏ねまわし 何だったんか分からなくなる
15
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恣翁
我が子らが独立せませば 笹の露のみ求めまし 身の程知れば
16
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詠伝
吾が腕に留むるをとめの柔らかき金の産毛に唇を寄す
10
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からしニコフ
ぴかぴかの土産袋を下げし人吾にもひとつ郷里の風を
3
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詠み人知らず
携帯も自動車免許ももたぬ我が亀の歩みに小春日の差す
6
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へし切
望まぬも柵の中生きている俗に囚われ情に囚われ
15
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河のほとり
花もまだ咲かぬ宿にも知る春はけふの朝日の影ののどけさ
13
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小林道憲
若者の禊終えたる紅に染まりし肌に粉雪の舞う
28
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ふきのとう
正月の準備整い子の好きな黒豆一つつまみて待てり
23
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ほの香
逢はぬが華云わぬが戀の物語濱の眞砂に寄する白浪
9
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笑能子
日常がそろそろ出番と肩慣らし摺り足で来るそんな一日
9
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詠伝
黄金を研ぎて艶めく真珠なる稔りと炊かれて豆は翡翠に
8
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光源氏
移り香の袖打ちしめる涙川ただ春の夜の夢と知るらむ
16
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へし切
松が根の絶ゆることなき彩の国吾子を育み妹を愛しむ
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