詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
秋空に白き木槿の一日花 清しくもあり 愛しくもあり
22
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アキラ
ふと思う世界の滅ぶその前に確かな何かをこの手に得たいと
5
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荒野のペンギン
顔に出ぬ 心の痛みを 山ほどに抱えてきたけど あぁもぅ無理かも
4
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新座の迷い人
我が屍 子供に託し 手配する これで安心 旅に逝かれる
7
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夢士
鳴き交わす虫の音清か帰宅の途我が庵に懸かる上弦の月
23
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灰色猫
乙姫と浦島みたい砂浜はふたたび僕ら出会える場所さ
15
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灰色猫
白猫はときどき神の使者であり自由気ままな湯たんぽである
25
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詠み人知らず
週末は疲れたあなた労わりたい 肩もみ腰もみ最後は添い寝
17
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新座の迷い人
空しくも 兄の遺骨を 拾う時 再び兄と 話せず空し
7
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新座の迷い人
はらからに 一人二人と 先立たれ 残れる我は 一人になりぬ
8
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inosann
何気なく「元気です」の曲聴きながら乗らない気分を左右に揺らす
25
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安井シンゴ
手を繋ぎ買い物に行くそれだけで青く暮れゆく夏の休日
10
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みやこうまし
ひまわりの明るさ消えてうなだれぬ周りに軽き赤あきつ舞う
14
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詠み人知らず
今はまだ掬へば真みづ絶えないで何時かは海に環り着くまで
7
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ながさき
生まれいで 成長を経て 衰へて つひに壊れて 宇宙へ還る
25
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滝川昌之
無認可の託児にすがるママさんのシャツに隠れぬ悲しきタトゥー
26
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ふじこ
目に映る全てのものに命あり耳をすませば聞こえてくる声
14
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へし切
夕されば照り残る日はかたぶきてもの思ひおればひぐらしのこゑ
26
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詠み人知らず
薄皮を剥いで古傷確かめる癒えても痛みは感じるものね
9
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KEN
振り向かばまなこに絡む蔓牡丹心置き去り里捨てる道
14
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