まぽりんのお気に入りの歌一覧
東大寺
悠々と 彼方を目指し 離れ行く それぞれの旅 穏やかであれ
5
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東大寺
逢いたくて 暮れなずむ街 見上げれば いまのぼり行く 上弦の月
4
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灰色猫
美しく青葉を濡らす五月雨を惜しみながらも海が恋しい
17
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灰色猫
未来など知らないままの思春期の刃先のように震える心
17
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夕夏
あぶらぜみのこえひそやかにひびきてまなつのよそおいをととのえり
5
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彼岸花
背信の 愛と知れども オキナグサ 告げても実らぬ 我思ひかな
5
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村木美月
オレンジの夕日に呑まれ君想うばったり逢ってさらって欲しい
6
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うすべに
雑踏にきみの背中を探しても 鬼さんこちら手のなるほうへ
12
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うすべに
眺めても夜空に消えて帰らない ひとよの夢を追いかけた夏
11
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横井 信
何ひとつ見えない明日を憂いつつ川を渡ればやさしい夜風
11
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横井 信
梅雨明けを喜び歌う蝉しぐれやっと始まる暑い夏の日
10
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可不可
名残の雫したたる梅雨の尻尾 ななめ断ち切る真夏のナイフ
11
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滝川昌之
薄日出て水田を駆ける雲の影おびえる稲を抱くアマガエル
21
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詠み人知らず
病窓の沈む夕日に帰りたき思いにかられて蒲団をかぶる
11
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ななかまど
梅雨寒に深きため息空に吐くやませ吹きいる山に向かいて
9
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灰色猫
梔子の白き花咲く甘き庭やさしく香る夏の訪れ
23
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恣翁
鮮やかに色濃き木々に 石畳 坂も静けき長崎の町
16
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詠み人知らず
今こそと天に唾する浅ましさ そんなに嫌ならとっとと出れば
12
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詠み人知らず
時だけが無駄に過ぎてく老いの坂庭の草取り前に言い訳
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芳立
霧雨に袖も折られず暦には夏のさかりとけふはあれども
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