石川順一のお気に入りの歌一覧
えこ
寂しさはひとりの夜に芽が生える大きくなるから早めに摘んで
10
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ラベンダー
練習を 重ねた歌を 今晩の 忘年会後 夫熱唱
15
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ながさき
娑婆世界 しばし別れて 飯岡の 露天の湯気に 満月は笑む
28
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蔓葵
しら波の花や空にも通ふらむ雪に埋もるる沖つ島かげ
7
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夢士
冬晴れの朝に見上ぐる月白し烏鳴きをり裸木の風
19
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なかしぃ卿
丁寧に灰汁取るやふに世の果てで悩める人を救ひ取るもの
6
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夢士
天気図に冬将軍の現るる炬燵に入りて蜜柑食みをり
18
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なかしぃ卿
生きている実感わかず自らを傷付けて知る血の温かさ
4
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なかしぃ卿
こちら側のどこからでも手で切れますとマジックカットの如く縁切る
9
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青海苔太郎
偶然を運命と呼んだ その日から見えるものあり 見えぬものあり
4
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敬之介
木登りで4尺背丈の幼き日こぶを足場に4尺のぼる
6
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桐生賄
「もしもし・・」と覇気のない声 長男の体調不良の電話ありけり
19
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桐生賄
連絡を 受けて子供の 世話をしに 仙台目指し 車走らす
21
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優器ルミネ
うたの輪がこんな形で途切れたら そんな不安にさよならをした
10
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桐生賄
先達て 放映された 仙台の 十車線の道 走って来たよ
17
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滝川昌之
日常が無事に戻ったこの舞台 みんな安心して歌なやもう
8
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敬之介
加茂川の流るる越後加茂村に生(あ)れにし吾は長明を恋う
9
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たけくらべ
気の置けぬ友と集ひし年の暮れ憂き世を忘る酒に酔ふかな
25
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絮谷新
文字盤に閠巧みて刻告ぐる機械仕掛けの立待月よ
25
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ラベンダー
侘しさに 寒さを纏う 冬草を 傍の赤き実 暖と慰め
22
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