恣翁のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夕靄にけむる街並み家々に菜の花色の灯りがともる
31
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ふきのとう
小走りにかけゆく我の肩濡らす霧雨ぬくし春のまぢかに
23
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ケンイチ
日は我らを追ひ越しゆきて見はるかす海峡の碧に揺蕩ふ海月
15
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もなca
時を知り何処で眠りたる春を呼び起こさんと春雷の鳴る
7
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雲居の月
桜花冬越さずして咲かざらむわが身同じか春は来にける
12
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詠み人知らず
同窓会で好きだった女性の横におり 「好きだった」とは言わない美学
34
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聴雨
春の野辺ひと雨ごとに青芽立ちひと風ごとに花は紅さす
15
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ゆうくん
啓蟄に動く命の輝きに 春が贈った 宝石の雨
8
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猿ノ丞狂介
音のみ鳴く谷のうぐひす朝風の寒きに春をはつかにぞ知る
3
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詠み人知らず
夢の中 吹き抜けた風は 生ぬるく微かに草のにおいを乗せて
4
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詠み人知らず
ぐうたらなぐう助話終わる前に眠った坊や続きは明日
4
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アンリ ミネ
えんぴつに与える芯の鋭さがそのまま今の私の感性
4
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はな
にごり湯で人知れず泣く 人類の哀しみはきっと白いのだろう
6
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めいこ
金鍔をわけて帰らむ夕さればおぼろの春に月出でしかも
11
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詠み人知らず
「好きだった」風の噂を耳にして恋しくなった女友達
6
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希
人は来てまた去っていく三月の雨がやさしく降り続けている
16
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光源氏
ことさらに軒端の荻をながむれど名殘あはれに朽ちにけるかな
17
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詠み人知らず
葉に止まるてんとう虫に当たる日が艶ある羽を優しくなでる
6
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詠み人知らず
恋人よ君の左の肩ばかり濡れていたんだ一つの傘で
32
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詠み人知らず
色眼鏡で覗いた君は君のままで 少し口唇赤かったかな
8
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