石川順一のお気に入りの歌一覧
朔夜
出来ないと足掻きをやめたら沈むしかないのが歌人やっかいな性
4
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海恵ふきる
くしゃくしゃのあなたの髪はわたくしがかき回したから(ならばいいのに)
10
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海恵ふきる
もう一度泣きたくなれば恋ということにします、あ、やはり恋です
11
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夢士
ガラス戸の内の汚れのここかしこ残し置きたやもみじの手跡
28
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桜枝巧
教室の革命少女はマゼンタの蛍光ペンで小指を塗って
8
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灰色猫
どれほどの涙を流せば届くだろうまだ見ぬ明日へと届くのだろう
23
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灰色猫
誰にでも心の内に満ちている揺らぐことなき偉大な美がある
23
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灰色猫
海となり無くした貴方を愛撫する月影清き宵の砂浜
22
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灰色猫
イヤフォンをつけてしまえばもう一人自由な速度で加速してゆく
27
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灰色猫
近づけば近づくほどに見えなくて汚れた手と手で繋がり合った
23
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望月弥生
あひ見てののちの貴方のすまし顔わたし本気で貴方は遊び
4
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藤久崇
ほのぬるき 小風の闇に 吹きゆけば 月日を夜居に 寛に見臥さむ
11
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柚々
君くれし歌を読み解き甘々の菓子もとろけるここちぞやする
5
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柚々
コツコツと足音さへも愛ほしいはしゃいで歩く日曜のきみ
5
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詠み人知らず
ああきみがどんな心配事も無く穏やかな夜過ごせるように
11
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Chico
ぬばたまの六つの花降る陰画紙に青き笑顏で悴めるきみ
23
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このえ
朝の日に頬を染めたる雲のうらうち白きまでの月の影かな
15
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青海苔太郎
宵闇が 遠いなにかを蝕むようで いつものこととは笑い飛ばせぬ
2
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青海苔太郎
起き抜けの 人恋しさをこじらせて 珈琲と沸かす 微かなぬくもり
5
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まあさ
NHK短歌 三席 着眼が私と同じ ちょっと嬉しい
24
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