大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
アンリ ミネ
この胸は遥か洋上 瓶詰の船のために注ぐ月の光、涙。
4
もっと見る
詠み人知らず
壊されしアパート跡地広がりて老婦が一人雪掻きしおり
19
もっと見る
詠伝
ゆるゆると想いを断った今はただあなたの好きな花が知りたい
20
もっと見る
あきなり
新海の底で画面を見つめ居る隣の席へそっと、酸素を
3
もっと見る
瀬尾
追いかけている。つかまえられるかな、無垢な瞳した水色の君。
2
もっと見る
瀬尾
君なんてちぎれてしまえばらばらに。つくり直してあげるわたしが。
5
もっと見る
瀬尾
きみの大事なもの壊したい全部 最後にぼくだけ残るように
5
もっと見る
瀬尾
君のブラックコーヒーにミルクを足したよさびしいのかと思って
4
もっと見る
瀬尾
息詰まり吐きだそうとえずく私の内から広がるしろい闇
1
もっと見る
瀬尾
やるせなく続く不安を抱えては夜の帳に月を求める
7
もっと見る
影色 クサモドキ
ゆっくりと降りて力を釣り上げる夜闇に浮かぶ 月 の輪郭
4
もっと見る
影色 クサモドキ
フェレットの眠る瞳を覗いたら楽園の水と少女が躍る
3
もっと見る
inosann
付き合いが十五年になる客の言う「いつまで続くか気にかけていた」と
13
もっと見る
紫草
寂しさを重ね合うよにつながったふたりの肩に降る春の陽は
20
もっと見る
紫草
しらじらと街の灯りの消ゆる頃月は滲んで疲れていたり
21
もっと見る
恵
この想いどんな言葉で伝えたら全部あなたに届くのだろう
28
もっと見る
ほの香
父が逝く 心電計など見てないで その手を握っていればよかった
83
もっと見る
詠み人知らず
若き日の写真の我に呟くは「君はこれから色々あるよ」
12
もっと見る
夏恋
わたしにはあなたが家族と思えないあなたもきっとそうなのでしょう
13
もっと見る
夏恋
あの蒼いちっさな君のアパートの部屋をシチューの匂いで埋めたい
34
もっと見る
[1]
<<
202
|
203
|
204
|
205
|
206
|
207
|
208
|
209
|
210
|
211
|
212
>>
[217]