詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
抱かれてじっと吾が顔見つめいて「これでさよなら」すーっと目を閉ず
22
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藤久崇
くたちゆき 石根に落つる 夏蝉を 末に鳴かしむる 雀の子かな
23
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半格斎
「生きてるか?」受話噐に聞ゆ友なれば 互いの今を浮声で云ふ
12
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己利善慮鬼
目覚めれば朝より早く来る夕べ月より遅く眠る毎日
7
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行中納言中将知師
窓もなきくるま籠られ泣きながら 花のちる頃誰かは憐れむ
3
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行中納言中将知師
誰ゆゑに亂れ咲くらむ山の花 思ひ人やは待ち盡くしける
4
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灰色猫
痛くって思い出したの肉体はとても静かに吠えていること
24
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灰色猫
針じゃなくホッチキスで縫いますねついでにまぶたも縫っておきます
15
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び わ
いずこやらやまゆりのたねこぼれきて鮮やかな白庭をいろどり
7
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詠み人知らず
誰吐きし 言葉に心傷つけば 愛しき人の声聞かまほし
19
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KEN
秋茜ふたりの影に遊ぶ野辺羽音ほのかに恋の初風
14
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詠み人知らず
時として自分でさえも間違える 己が心の強さ弱さを
26
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行中納言中将知師
きぬぎぬの峰の山雀に起こされば 明けぞ早きと恨み絶えずに
4
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灰色猫
痛くともこの肉体で生きてゆく汗をかきつつ人を恋いつつ
26
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行中納言中将知師
浦出づれば雁の鳴きにぞ心問ひし よそのわが身の郷憶はむと
2
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行中納言中将知師
有明の月をあはれと慕へども 雲の扉ぞ我を拒みつつ
6
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葱りんと
大笑い 久々にした 涙でた お腹痛いよ 幸せに居る
11
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秋日好
熟れきって枝に残った実のひとつ見上げる狐は舌舐めずりで
19
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秋日好
掘り下げて底を眺めて横に積む土くれ蹴って俯いている
20
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KEN
秋萩を迷いてつたう露のごと君が胸内なぞる闇の夜
14
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