恣翁のお気に入りの歌一覧
葉月きらら☆
飛ぶこともできるわフワリ舞い上がるセーラー服のリボンと希望
8
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芳立
占ひになにを聞いたかはな歌のカワゴエーゼはかすりの小袖
7
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しづく
風邪気味の頭痛うっとうしくなって首を過ぎてく風さえ痛い
2
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只野ハル
新薬の効き目のあればあの父も母に優しくできる日のあり
7
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あき
ひとすじの雫がつたうほっぺたにやさしくふれる春風のキス
18
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詠み人知らず
ラーメンを啜るあなたは横顔で 生きるちからを表現してる
23
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環
鉄のドアの前にたたずみ色もなく暮れゆく町の蝙蝠を見る
2
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環
もみぢせる葉影ちりゆく楠に残れる若き青き葉を見る
3
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紫草
後ろからさしかけられた傘のなか 切り取られたの虹色ふたり
14
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横雲
春雨に濡れ咲く花梨の薄き紅寄り添ふ如く遠つ人待つ
5
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凍
やれという人もやめろという人も責任とっちゃくれないんだぜ
6
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もなca
北国の友のメールに春の色やっと咲いたとカタクリの花
13
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聴雨
遠白き気高き花にあくがれて足もとに咲く花に気づかぬ
15
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悠々
ともだちを海に呑まれし少年はそつと流せり小瓶のレター
18
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城戸愛楽
一年間海漂ひしボールには幾羽の鳥がとまったろうか
8
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リンダ
立てかけた傘のしずくのまろき雨ひろがり憂う四月の終わり
13
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悠々
花茣蓙を祖父居し場所へ廣げみる屋根も柱もなき空の下
12
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いちにのパッパ
十歳の孫に「飲むか?」と笑ってた祖父を思い出す春の夜の酒
4
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悠々
漁り火の消へたる闇を海蛍波に呑まれし魂燃ゆるごと
15
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詠み人知らず
ごく薄く香水まとう麗人に ついて行きたい日曜の午後
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