詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
飛び違う 我鳥 汝鳥のどちらにも恋う空のあり寄る水辺あり
10
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北窓
澄みきった青空にさえ責められる気がするんだと投げやりに秋
6
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ななかまど
木のうろに木洩れ日稀く射し込みぬコロボックルは今日はお出かけ
10
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滝川昌之
集団で踵を返す椋鳥の逸れたドジを入日が笑う
23
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灰色猫
遠浅の私の海へゆっくりと入水してゆくあなたの素肌
21
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灰色猫
限りなし星の宿りはまほろばの国敗れどもやすらけきかな
20
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コタロー
秋晴の池に一人で佇めば鳥は憩ひて樹々は色附く
8
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コタロー
耐震の補強工事の水涸れし池に集まる樣々な鳥
5
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煩悩
ワイングラスに愛を満たしたのち儚く割れてしまう二人
5
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石川順一
草すらも生えぬ砂漠の様な庭地衣類コケ類ばかり蔓延る
15
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詠み人知らず
平均点出せる人たちの七割へ窓口開いている社会です
10
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秋日好
誰向けにできているのか世の中は誰も誰もが生き難いなら
20
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横井 信
秋晴れの陽射しの中で稲刈りの 轍を避けて歩く白鷺
11
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夢士
秋日和チョキンチョキンと枝抓める脚立に立ちし吾が手の鋏
14
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KEN
息絶えた ことり手のひら あきの朝 ちひさな翼 ちひさな瞳
11
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び わ
幸いにわれら夫婦は病気せず皆様がたに感謝あるのみ
7
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樂々
春秋の花の時にも咲かざりしわが身ふる野の霜の下草
17
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石川順一
鳥かごに黄色いインコが鳴いて居る大バッハより美しき鳴き声
18
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コタロー
柿食へば鐘は鳴らずも旬の味一切れごとに甘み廣がる
5
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コタロー
椋鳥の大群占める電線の聲高々にまるでヒッチコック
3
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