吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
ななかまど
寒空に赤き実持てる梅もどき此処においでよひだるい鳥よ
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ななかまど
凍雲に抗うごとく山茶花の花の赤きに佳き便り待つ
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ななかまど
沈む陽の冬至の土手に立ちたれば川の中洲に影とどきおり
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ななかまど
柑橘の甘き湯気につつまれて正月までを柚子で数える
8
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林林
北海道から神奈川へ旅をした南瓜を煮れば北国の唄
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コタロー
人は皆一人で生きる定めなれど水を注がれ花は華咲く
5
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コタロー
暗き道歩き疲れた我一人七色の虹歩けるやうに
4
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コタロー
悲しげな少女の顏がいつの日か天使の笑みをたたへるやうに
5
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コタロー
心無い言葉を聞けば花は閉ぢ愛の言葉に花は喜ぶ
8
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コタロー
岸壁を飛び降りたいと思ふ時花一輪に背中を向ける
4
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詠み人知らず
一人なの? 一人で悪いか!なにが悪い! でも寂しいから、ちょっとは構って
7
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詠み人知らず
「冬の日は雪のお花を見に行くの!」 降る白 舞う白 満開の君
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詠み人知らず
空と山 ぼやけた境界 障壁を 突き抜け輝く 飛行機雲の瀬
8
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夢士
今日もまたホームは人の波あふれ帰宅の遅れ蕎麦食て待つ
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夢士
夢に見ゆ心決まりて宝くじ列に並びて財布開きぬ
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夢士
吊り革に摑まりをりて振り返る吾に手招き「こちらへどうぞ」
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詠み人知らず
垢を削ぎ明日に備える空間で己の嬌声濫りに響く
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詠み人知らず
背を流す湯気のみあらず頬赤る きざした君を目交ひ見れば
8
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詠み人知らず
姫だっこ 腰痛むるに湯船にて 密着すればのみに終われず
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詠み人知らず
その腕に姫抱きにして運ばれる 夢ではご都合 質量なき吾
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