藤久崇のお気に入りの歌一覧
千映
送られし筍同封一筆はチラシの裏に飛び跳ねる文字
13
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千映
物集女から届く白子の筍に京の贅沢春を味わう
14
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三蛙
たくさんの街を見てきた僕だからたぶん上手にさよならできる
7
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夢士
相模川土手のスカンポ蝶の舞ひ小さき花に名を問い歩く
12
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詠み人知らず
生きたきと 思えど命は尽くものを 憂きに堪へかね 果つぞ哀しき
13
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葱りんと
膨らんだ 蕾に割れ目 色が見え 華やぐ直前 恥らう乙女木
10
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詠み人知らず
昇華せる慕情の化石 泡となり 暗き水底より湧き上ぐる
16
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詠み人知らず
ときめいた 素晴らしい日々に 感謝して 踏み台にして 強くなろうよ
13
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詠み人知らず
暗晦な心模様に沈む日も 聴けば明るく 天使吹く笛
18
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Chico
凭れなば支へてくれし淋しさをきみに遺しき 魂ちはふまで
29
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ヒラヤノリコ
上手くいく絶対そうと信じてるこれから危ない橋を渡りに
12
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灰色猫
からっぽの心と心で満たし合う愛とはそういうものだったはず
20
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灰色猫
猥褻な真っ赤なルージュで煙草噛み紫煙燻らし微笑する君
12
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灰色猫
満月がクリーム色に見える夜はきっと心が優しい証
25
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藍鼠
まなざしにつらぬかれるる心地する戦争の絵を、目をそらせずに
9
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灰色猫
刻々と過ぎゆく時に残されて夏を告げゆく雨にうたれる
17
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inosann
巨人の勝つ日は機嫌よし 大鵬卵焼き世代なり
14
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灰色猫
告白す人に出会えぬ傷口を秘密の糸で縫い合わせるの
17
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灰色猫
君憂うビニール傘にひとりでも桜の雨の慰めは降る
23
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滝川昌之
少しずつ慣れてく街と反対に離れた家を想う週末
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