恣翁のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
皮むけば甘き香あふれ甘夏の果汁跳ねたり朝の食卓
10
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もなca
吹きぬける風は若葉の香をはらみ面を上げて歩く坂道
16
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薫智
たくさんの言葉のなかにまっすぐな心をちゃんと混ぜていくだけ
17
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詠み人知らず
君がいて質素だけれどご飯して この仕合わせを死んでも守る
9
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笑能子
目の前の畳一畳持て余し仮想世界で千里を奔る
5
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山本左足
此処じゃなきゃ何処だっていい 旅に出ることと自殺は少し似ている
7
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とき
みぎ肩に止まった蝶を追いかける白きゆびさき昼夢の如く
3
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只野ハル
朝の風呂首まで浸かりああと云う自宅温泉鳥の声聞く
4
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あどりあん
生まれては消え行くだけの不夜城の儚く脆く野の花よりも
9
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長居桂子
思いきり吹いて飛ばした蒲公英の綿毛よ君のところに届け
9
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みづ子
山の香を含んだ風に揺らされるブルーシートが名残惜しげに
14
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みやこうまし
ざわざわと躑躅咲きける道を行き涼風に触れ春去ぬを知る
16
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ふきのとう
雲間から薄日こぼるる休日の空を見上げて子の来るを待つ
15
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詠み人知らず
君がいない平穏なだけの毎日は まるで死んでるような気がする
14
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河のほとり
かなしさや幾世の花に積もりけむそれが変はらぬ春のさだめに
11
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あき
頑丈な雨の格子に閉ざされてちいさなものが囚われている
22
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ゆうくん
緑摘む あの日聴こえた 夕風の 音色君にも 聴こえるように
4
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笑能子
庭の中静かに季節の巡りあり程よく欲せは麗しきかな
3
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佐藤晴
誘蛾灯 群がる虫の哀れさは君追う僕の瞳に似ている
7
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しづく
臆病な私はいつも観察をしているポーズきめて妄想
5
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