横井 信のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
親が子の 果報ぞ願ふ その心 今も昔も 変はるものかわ
18
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千映
亡き友と見つけた背高泡立ち草湖の国最後に旅した二人
12
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千映
文学を意識するなどほど遠く短歌の底辺よろよろ歩く
12
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ながさき
蕎麦の花 風に吹かれて 一様に 白き花弁の 波に漂ふ
29
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大野 冨士子
ひび割れた黒革靴は僕みたい 踏みつけられて 雨に降られて
35
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千草ななせ
病気持ちだけど思考はまだ正常 だから宙ぶら居場所がないよ
13
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へし切
照る月の満ち欠けのごと吾がこころ揺々として戸惑ひ易く
27
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千映
近寄りて吾の嘆きを語ろうかムラサキシキブの花と目が合う
15
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灰色猫
蜘蛛の巣に捕らわれたまま滅びゆく言葉に翅を持たせたばかりに
28
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明星
夢の中焦りばかりでままならぬ目が覺めることこそ吾を助け
7
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コタロー
電線の五線譜竝ぶ雀逹チュンチュン鳴ゐて歌を奏でる
10
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芳立
君ゆきし道をあゆみて浄土には願ひのままにわれも生まれむ
7
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関山里桜
秋雨にものを思へば幾千の玉ぞ松葉の末に宿れる
13
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ラベンダー
薄き雲 重なる月を 見つめてた 竹馬の友に 思い馳せる夜
26
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西村 由佳里
しおれても想いあざやか一滴が薔薇から薔薇へこぼれて止まる
12
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滝川昌之
あれは誰 茜の落ちる薄闇は 会いたい人の影ひきよせる
23
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千映
神在月出雲大社に集まった神々どんな噂してるか
12
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灰色猫
じっちゃんと一緒に突いた石臼は今はめだかの楽園となり
27
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灰色猫
数多ある眠れぬ夜を渡りゆく望まぬ者にも朝は容赦ない
22
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吉野 鮎
高空に鋭き百舌の聲響く綴刺せとふ草叢のこゑ
15
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