横井 信のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
神様に「お帰りなさい」と境内の陽だまり猫も安堵している
36
もっと見る
千映
珍しく桃色夕焼け感動し春爛漫のころと錯覚
14
もっと見る
inosann
「吸って吐くただそれだけで生きている」と見上げた空の青が眩しい
28
もっと見る
コタロー
秋冷や懷手なる學生がぴよんと飛び降り近道を行く
14
もっと見る
詠み人知らず
ハロウィンの強者どもが夢となりサンタクロースの街になりゆく
4
もっと見る
半格斎
ふる里の味届けむと 子ら孫に 出店まわりて品定めする
15
もっと見る
灰色猫
木枯らしに年の終わりを想いつつ冷え込む朝に霜月を知る
27
もっと見る
へし切
探しても求めても在るものじゃない君のこころに持つものなんだ
25
もっと見る
日置鳩子
旅に出た本燕をつかまえに行く心は水溶性なのだから
15
もっと見る
千映
久し振り会った知り合いロボットの足取りに似て驚愕の朝
14
もっと見る
詠み人知らず
憂き雨に信号待ちて俯けば濡るる路面にネオンの煌めき
21
もっと見る
び わ
秋の空雲一つなし青く澄み薔薇と朝顔仲良く会話
6
もっと見る
秋日好
散り敷いたもみじ葉たちを吸い込んで今年最後の芝刈り終わる
14
もっと見る
灰色猫
燃えている水面に映る紅葉が美しすぎて息ができない
21
もっと見る
詠み人知らず
台風と戦い済んで疲れたか標本のごと張り付くトンボ
23
もっと見る
inosann
慣れぬ杖たよりに歩く義母の身が可哀想にも哀れにも見え
20
もっと見る
藍子
カレンダー捲ると残り一枚で今年も終わる月日の速さ
27
もっと見る
夢士
野分過ぎ空洗われて東にオリオンの星昇り来たりぬ
25
もっと見る
灰色猫
ふたりして子猫のような鳴き声で夢見る夜に辿りつけずに
17
もっと見る
灰色猫
オルゴール開いてみれば君のようもう恋しくてもう聴けません
23
もっと見る
[1]
<<
2030
|
2031
|
2032
|
2033
|
2034
|
2035
|
2036
|
2037
|
2038
|
2039
|
2040
>>
[2051]