横井 信のお気に入りの歌一覧
秋日好
年明けて気づけば並木の下に咲く純真無垢なスノードロップ
17
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秋日好
また一年一緒に居られた大焚き火肩を抱かれて昇り龍見る
17
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秋日好
美しい悲しい淋しい云わぬため心はうたに響きを探す
18
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inosann
夫婦仲よくぞここまで来たもんだ強みも弱みも受け入れあいつつ
23
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び わ
ぴーよろろ茜の空に鳶(とんび)舞う弧を描きつつ家路急ぐか
7
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灰色猫
終わらない終わらせたくない一瞬の夏のドラマは止まらないのさ
12
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詠み人知らず
蜜色の柔き陽射しと君の手が誘ふまどろみ 逆らへぬ午後
13
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詠み人知らず
吾ばかり的にされるの悲しくて 棘が胸にも刺さるみたいで
14
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萱斎院
うつろへばもみぢ葉浮くるなみだ川 いづこの方にながれてぞふる
11
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千野鶴子
ゆっくりと枯れ葉踏みしめ歩く道乾いた音を奏でるように
6
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へし切
小雨降るいちょう並木は街灯に影を落として黄金に映ゆる
27
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滝川昌之
いつまでも見惚れていたい夕空を釣瓶と落とす秋はつれない
28
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水海はるこ
ぴったりのくぼみを見つけたから僕はくぼみの形で春まで眠る
14
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角谷守
群青が地平へ向けて磊落しその分僕が虚しくなった
7
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藍子
台風の風に飛ばされ後退り自然の脅威肌で感じる
16
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詠み人知らず
囲ふとも 水の濁るる行く末を 悟れば放ちて見送る波紋
13
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秋日好
竜田姫とはいわねども「とどめ置く」秋司るこの身にかけて
16
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灰色猫
次々と人が死にゆく小説の悲しいページを折り鶴にする
16
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灰色猫
人生はサイコロみたい自らを自分の道に投げ込めるのさ
17
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灰色猫
虎として生まれたからには美しく白き孤高を生きねばならぬ
16
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