横井 信のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ばかだねと、笑ってみせて、 そうすれば、冗談だよと、忘れてあげる。
4
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河のほとり
風立てば錦の色を夕空に一つゆずりて散る紅葉かな
15
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へし切
冬ながら日中の陽ざしおだやかに川辺に鴨はのどかに遊ぶ
22
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詠み人知らず
はしゃぎたる後の静寂の哀切は 己が心の寂しさゆえか
10
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詠み人知らず
はしゃぎいし歌を詠めども心根は 哀しみ隠し蒼穹を彷徨う
6
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秋日好
凍てついた表土も中は生きている今は黙って耕すのがいい
17
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秋日好
冷えていく心を独りで護るしかなかった子どもの窮地の選択
16
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灰色猫
いつの日かきっといつかがわからずにごろごろ猫に遊ばれてます
19
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灰色猫
初雪の眩しき朝に残された夜を渡った子猫のあしあと
24
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灰色猫
餌やれど怯えるばかりの野良猫は癒えない傷を負ったのだろう
20
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鍬乃呑
ストーブにかけた鍋では静やかに肉と豆腐が小踊りをする
6
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へし切
人ありて人を育み財となす今の企業にこの心なし
19
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夢士
冬日差す師走のピッチ富士の山シニア走りて大声発す
13
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ふじこ
「おかーさん、今日もいっぱい遊んだね。 明日も遊ぼね、おやすみなさい」
13
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ふじこ
朝ごはん食べて再びお布団へ休日の朝は怪獣ごっこ
13
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コタロー
光射す方へ向かつて歩き出す鏡の中の自分サヨナラ
6
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千映
時として吾を娘と思わずに女として見る母の脳みそ
15
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只野ハル
また今日も取るに足りない出来事を歌に詠みつつ迷う指先
14
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秋日好
来年は朱夏で攻めよう赤系の花苗集めたオーダー用紙
18
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び わ
難聴で相手のことば聞き違え相手傷つき自分も痛め
6
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