藤久崇のお気に入りの歌一覧
みろく
去る人に寂しと云えず長き文忍ばせ渡す出雲のお守り
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石川順一
蒲公英の写真を撮って雛罌粟を撮り忘れたり航海の中
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秋日好
「たんま」して子らは躑躅の蜜を吸い蝶々のように舞飛びはしゃぐ
16
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inosann
「何故生きる」等の考えも及ばない今はビッグバーンの真最中
15
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リクシアナ
電飾の舗道に滲む盛り場をほろ酔い歩く春雨の夜
30
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林林
草抜けばダンゴムシ居て草戻す
20
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秋日好
メッセージ届く想いは少なくていてくれるだけほっとしている
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安井シンゴ
濃い淡い 八重桜花 雨打たれ ひとえここのえ それぞれに散る
15
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みやこうまし
これ以上生きて何をしたいのか 無表情なるへのへのもへじ
16
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みやこうまし
八十過ぎ次は九十の坂が待つ 生死を分かつ 最後の峠
21
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みやこうまし
暴力が広まる恐れひたひたとわが身に迫るきな臭き世や
16
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みやこうまし
しぐれ去り梅の小枝の赤き芽と光る玉露かさなり揺れぬ
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みやこうまし
一人でも人の溢れる賑やかな広場を行けば揉まれて楽し
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みやこうまし
モンシロチョウつかず離れず絡み合い愛を交わすや菜の花の上
24
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詠み人知らず
いるはずのない電車内あなたの香跳ねる心臓パブロフの犬
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ともゆき
気に入りのワイングラスに花挿して この二三日やむなく断酒
26
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詠み人知らず
無雑作に 置かれし餌あり 空腹の 子猿し食めば 美味に目剥きけり
12
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詠み人知らず
蜜溢れ 吐息洩るるも この心 今宵青なり ゲイフィーリング
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詠み人知らず
愛などと呼ぶほど重くあらざれど 寂しき君の心に添はむ
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詠み人知らず
夢なれや 百夜焦がれし唇の 甘きを知れば 身ぞとけにける
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