詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
恒星を周る地球をすこしだけ嫌いになった人を励ます
10
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へし切
君が見た明かり果敢なし 蝋燭の消えゆく炎か 夢まぼろしか
12
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柊+
心にはひとつ大きな墓があり 時に供える折々の花
14
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きくゑ
修復し天使あらわる絵画にも光と影がまたやどりけり
10
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恣翁
石像と凝りぬる女の影落ちて 闇にし紛れ 閉ざされにけむ
12
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へし切
生きおれば自ずと老いて暮れてゆくひと日ひと日を愛しむ夕べ
12
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武蔵野
健康の 診断終えて 接骨院に 電気を充てて 筋肉ほぐし
3
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恣翁
呆けぬがに 机の縁に肘をつき 覚えず噛める親指の爪
10
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武蔵野
目が覚めて 朝散歩して 歩けたよ よろよろ歩き 丘を登って
6
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ななかまど
電柱の狭き日陰に身を細む赤信号の朱夏の暑さよ
14
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葛城
捨てむとする若き命を救わむとせし者までも命果つとは
10
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KEN
うち渡る 力この身に まだありや 瀬波いさよふ 思ひの岸邊
12
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滝川昌之
凪ぐ浜を黙って歩く人たちのピュアな部分に沁む秋の風
14
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涼し炉
神のような ヒトが人に戻るとき 恋に恋する 自分に気付く
3
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武蔵野
生きている ただそれだけで 奇跡なの 被災しないで 病気しないで
6
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恣翁
幽霊とかくれんぼして おひさまを待ってる女児が 月の子供さ
13
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音弥
有料のニュース世の中金次第「え、それから」で顛末は謎
12
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灰色猫
向日葵に浮かぶ笑顔も恋もない一輪かざって愛してみるか
6
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きくゑ
たらちねの母とシンクロ湯に潜り心音だけの孤独な世界
6
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恣翁
夜明け方の幽鬼のごとくうなされて 実に獣かは 「自宅療養」
9
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