ひよこ豆のお気に入りの歌一覧
芳立
文ひとつ掛けはせずとも初雁の声にぞひとの佳き老いを聞く
4
もっと見る
詠み人知らず
まがまがしブスリブスリと槍衾平和を乱すひと握りの悪
14
もっと見る
夢士
万物が深い眠りの深夜二時空を仰ぎて人影動く
16
もっと見る
吉野 鮎
四方に散る流星の雨に身を濡らし眞夜きゆ月の面影を戀ふ
17
もっと見る
吉野 鮎
十三夜 月去り眞夜の蒼穹に流星のかけら拾ふ 二つ三つ
12
もっと見る
へし切
肝いりと掛け声ばかりの政策のこころ無ければ生かされもせず
17
もっと見る
吉野 鮎
交はりつ喰まるはさだめ蟷螂の複眼映す空のみづいろ
14
もっと見る
KEN
羽もかすれ 土へと還る こおろぎに こすもすの影 みほとけのやう
15
もっと見る
リクシアナ
秋陽に今が盛りと咲く菊の霜の朝に蕾惜しまず
22
もっと見る
コタロー
曇天の闇夜に霞む月ひとつせめて穗芒搖れて飾らむ
9
もっと見る
コタロー
草原のあちらこちらに群生すセイタカアワダチソウの黄色
5
もっと見る
滝川昌之
澄んだ分 秋の花火はクリアーに開き散りぎわせつなさ深し
23
もっと見る
千映
あちこちの躰の痛み感じつつガーデニングの日がな一日
10
もっと見る
石川順一
モンキチョウここにはお前の好む葉は無いのだ去れよバラは四季咲き
13
もっと見る
千葉 甫
秋空に今日はクレーンの伸びていて今は静止の昼休みどき
9
もっと見る
詠み人知らず
山またぎ三すじの煙すわっ狼煙宴においでよ吉備路の浪漫
13
もっと見る
詠み人知らず
時代とか世間とかからずれてゐるうんそれで良いそんな人生
10
もっと見る
恣翁
皺ばめる 寂びし額は 経りし日を刻みて 秋の陽こそ浴びけれ
22
もっと見る
石川順一
十三夜月の光が眩しくて快晴の今日は小犬に鳴かれ
11
もっと見る
樂々
去る秋が後に土産と置いて行く紅葉に白く霜の包装
9
もっと見る
[1]
<<
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
>>
[137]