詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
横井 信
バス停に並ぶ落ち葉の笑い声優しくなった日差しに踊る
16
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へし切
赤ままの花咲くみれば幼児のままごと遊び秋の夕暮れ
13
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コタロー
大木に數多群がる雀らの聲のうるさき吾を見て止みぬ
7
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横井 信
柔らかな秋めくひかり降り注ぐ刈田を進む黒いパラソル
14
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へし切
葉隠れににほふ秋野の葛の花うら吹きかへせ野路の下風
14
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うすべに
畦道を駆ける少女の曼珠沙華 まつり囃子の遠い笛の音
8
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KEN
この屍 風に葬れ 曼珠沙華 燃え殘る恋 懷きて思ふ
11
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KEN
たまゆらの さだめと燃ゆる 流れ星 桂花のにほふ 天に弧を描き
12
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夢士
個のちから巌となりて圧しまくりトライを決めて日の丸ゆれむ
13
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夢士
手塩かけここまで仕上げしものなれど世上の風にさらされ朽ちる
12
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詠み人知らず
麗らかに コンポート煮る無花果の甘き匂ひに滿ちあふる秋
13
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コタロー
バス停に敷き詰められし落葉たち次に來る風じつと待つてる
10
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コタロー
秋空に一筋伸びる白い雲遙か彼方の人も見てゐる
10
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滝川昌之
木漏れ聴く瀬音凛々しき早川の清し風受く箱根古道に
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灰色猫
みんなして鬼から逃げる校庭で私はひとり影をなくして
17
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コタロー
朝顏の水色蔓を卷きながらスカイブルーと一體化する
6
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コタロー
彼岸花邊り一面赤く染め風に吹かれて亡き母偲ぶ
7
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コタロー
秋の朝散歩する人多かりし今日は二人に「おはやう」貰ふ
5
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滝川昌之
増税を機に減らすなんて言いながら財布の限り買い込んだ酒
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うすべに
みほとけに捧げる祈り木犀の 炎ゆらせて香り流れる
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