詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
新じゃがや新玉葱が店に出てやっぱり春は近くなってる
9
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吉野 鮎
ひも解けぬうたの意匠に白白と結露しづくす玻璃戸のむこふ
15
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吉野 鮎
禍禍と列べられゆく言の葉のひとつ彈けばドミノは永遠に
10
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なかはらやすひこ
図書館のアポリネールの詩集には君の叫びし落書きのあり
7
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なかはらやすひこ
液晶がはあとマークで溢れゆく土曜日までの君との時間
8
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なかはらやすひこ
ゴンドラに月の光りの満つるとき地球よまわれ銀河もまわれ
7
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水月
浅き夢さめて現の白き朝艶なき唇なぞりて息つく
9
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水月
寝乱れし髪とかす朝眩しくて夢さめゆくも憎めぬ寝顔
13
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詠み人知らず
隠れん坊 月を探して輝く瞳 「ねえ、お星様も お顔を見せて」
7
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みやこうまし
介護より解放されて自由とう 扱いにくいものに戸惑う
15
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石川順一
暖房を消し忘れたり真夜中はノルマノルマの抑圧がある
14
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詠み人知らず
百円とプラス八円商品を私物にするため並ぶレジ横
9
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このは
あてがはずれ海沿い一駅分歩きアールグレイでほっとひといき
6
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詠み人知らず
羊膜を破れぬような日々を生くせかいはうすぎぬ重ねのあした
13
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詠み人知らず
結び目のほどけやすさへ念入りに諦めないよと言ってまた解く
9
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コタロー
雪解けの廣場で笑ふ少女たちミキ・ラン・スーのキャンディーズ
7
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コタロー
新築の家がどんどん立つていき休日さへもトントンカンカン
8
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千映
ガス風呂の不機嫌知るも時々はお利巧になる誰かと同じ
8
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千映
陽の当たる時間今だと買い物に家事の優先順位を変える
13
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灰色猫
それぞれの心の闇にそれぞれの一等星が息づいてます
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